前職ではサーバー管理やヘルプデスク、クライアント管理など多岐にわたる業務を担っており、時間的にも体⼒的にも負担が⼤きくなってきたことから転職を決めました。
次の職場を探すにあたっては、これまで培ってきたスキルや知識を活かせるのであればどんなところでもいいと思っていたんです。
ちょうどHALで働いている⽅から「⼀緒に働かないか」とお誘いを受けていたこともあり、せっかくなので話を聞いてみよう…というのが、私とHALとの出会いになります。
声をかけてくれた⽅が「君はお客様先で絶対に活かせるスキルと知識を持っている」と⾔ってくれたことも励みになりましたね。
ちなみに前職は社会⼈1年⽬からお世話になった会社で、社⻑ともいまだに交流を続けるなど良好な関係を築いています。
最初の5年間は関⻄にいて、2021年の3⽉に東京に来ました。
キャリアとしては、SESを3年間ほど、その後内勤で社内のエンジニア兼講師をするようになってから3年間ほどですね。
現在は、SES時代に培ったノウハウを活かしながら、社内の業務効率化に役⽴つツールの開発や⼈材の育成・教育などを⾏っています。
お客様先では、Webでの業務システム開発をメインに⾏っていました。
通常業務以外でも、お客様が⼿作業で苦労している部分を少しでも改善できるように、簡単なツールをパパッと作ったりすることも。
「今ある材料でどれだけ効率化を図れるか」ということを常に考えていましたね。
ちょうど関⻄にいた頃、若⼿層の採⽤に⼒を⼊れていた時期があったんです。
ただ、採⽤した⼈材の育成についてはお客様まかせになっていたのが実情でした。
実は私が社会⼈1年⽬のとき、ヘルプデスクにも関わらず関⻄弁を使い続けて上司に怒られたことがあったんです(笑)
今思うと、そのときまわりに指摘してもらえなかったら⾃分では気づけなかったなと。
そのような経験もあって、まずは第三者に⾃分のことを客観的な⽬でしっかり⾒てもらうことが⼤切なんじゃないかと思い、ならば⾃分がその役⽬を担おうと。
実際、現場で求められるのは「スキル」よりも「⼈間⼒」。
相⼿に信頼され、安⼼して仕事を任せてもらうためにはどうしたらよいか。
そこを考えて⾏動できる⼈材であれば、おそらくどんなビジネスでも通⽤するのではないかと思います。
現在も講師として技術的なことだけを教えるのではなく、今後の⽅向性や⽬標までのプロセス、お客様との向き合い⽅といった、根っこの部分の対話を⼤切にしています。
このようなやりとりを通じて、ダイヤの原⽯である若い⼈材の「⼈間⼒」を少しでも磨いていけたらいいですね。
私の場合、「常に向上⼼を持つこと」が仕事のモチベーションにつながっていますね。
たとえばITのニュースに触れる際も、ただニュースとして⾒るのではなく、「これは⾃分たちの次の仕事になるかもしれない」という意識を持って⾒るようにしています。
VRやメタバースという⾔葉も最近よく聞かれるようになってきましたが、そういった新しい技術に対しても前向きに知る努⼒をすることが、⾃分たちの次の仕事につながっていくと思うんです。
ITは⽇々進化しているので、それにあわせて常に⾃分も前進していきたいですね。
また、時代にあわせて考え⽅や価値観もどんどん変化するので、⾃分のものさしだけで物事をはかるのではなく、若い世代や新しい意⾒にも積極的に⽿を傾けるようにしています。
その中で、今は遅くまで働いて給料を上げるよりも、ライフワークバランスや働く場所の⾃由度などを重視する⼈が増えてきている、ということも⾒えてきます。
HALではそのような要望も叶えられるということをしっかり伝えていきたいですね。
そして、若い世代のニーズを聞くことで、⾃分も⽇々成⻑していけたらと考えています。